昨日家族を連れ病院へ行きまして。
我々とドクターは、似てるトコロがあるなぁ…と感じました。
例えば、外側から見えない、エンジンの内部と人体の内部。
人体で言えば手術、オートバイで言えば分解すると見えてきますが、
どちらもお手軽にお試しで…と言うワケにはいきませんよね。
そこで登場するのが、聴診器。
体に当てて「吸って~息止めて~」なんて使うアレです。
中のオトを聞いて、どうなっているかを推測します。
オートバイでも、先端のカタチが違いますが、同じように使います。
エンジンの聴きたい部分に先端を当てて、中のオトを聴いていくと…
異音がする場所がわかってきます。
どの程度わかるかは、経験により異なりますが、聴診器なしでも聞こえるような
大きな音なら、ほぼ特定できるほど。
「吸気側のカムシャフトがシリンダヘッドを抉ってる音」と診断してから分解すると…
矢印の部分が故障部位ですが、抉れて黒く変色しているのがわかります。
こうやって、答え合わせをしながら経験を積んでいくコトで、精度を高めていくのです。
メンテナンスも医療も、経験の積み重ねで腕を磨いていくんです。
より正確に診断してお伝えするために…日々、皆、研鑽中です!
頑張ります!
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