プラスとマイナス、ウラとオモテ、上と下など、真逆を表す言葉がありますよね。
バイクのデザインでも、その真逆を表現する事があるようです。
その結果がどうかは問題にならない様ですが(笑)
当時大人気だったゼファーの真逆を作ると、これになるらしい(笑)
結果は皆さん知ってますね〜#zanthus pic.twitter.com/PqLeBSNDVo— 高橋新一郎 @ ティーズ社長・仙台・バイクショップ(しんぼう) (@TsShinichiro) September 20, 2019
先日、山梨で行われた「バイク・ラブ・フォーラム」で行われたトーク対談。
「新時代令和 これからのバイクデザイン」での話です。
対談を行った方々はこの方々。
松下尚司 氏(オートバイ/RIDE編集長)、美環 氏(原型師)
福本圭志 氏(川崎重工業株式会社 デザイン部 部長)
澤田琢磨 氏(本田技研工業株式会社 二輪事業本部ものづくりセンター)
その中での福本氏の話。
写真のカワサキ・XANTHUS(ザンザス)
うちのスタッフ曰く、今の若い人には読めないよねって(笑)
当時からスペルを見ただけでは読めないかも。
このザンザス。
このザンザスを発売する前に大ヒットしてたのが、ゼファー。
これを知らない方はいないかな。
この人気モデルのゼファーの真逆モデルを作る!という事で出来上がったのがこのザンザスの様です。
真逆とは、マフラーが1本なら2本。フレームがスチールならアルミ。
ヘッドライトが丸なら四角と、全て真逆のコンセプトで作り上げたとか。
で。そのザンザスの人気はと言えば…ご存知の通りです(笑)
でね、今回のバイクのデザインについてなのですが。
バイクのデザインは一言で言い表せないほど、奥深いものでした。
単に、バイクの形のデザインやカラーだけを考えるのではなく、どんなバイクを作るのか、求められているのか、コンセプトから商品のカタログに至るまで、全てをデザインしているらしいです。
まぁ、この場では語れない事はあるのでしょうが、全てをデザインする彼らがいてこそ、バイクが出来上がるって事ですね。
同じく対談したホンダの澤田氏は、当時のカスタムバイクブームを理解するために、会社へ行かずに、毎日渋谷へ出向き、若者の考え方を聞きまくったなどとも話していました。
真逆が良いのかはわかりませんが、今の先を感じながらデザインしていくことが、結果、今を否定する?真逆の商品になるのかも知れませんね。
このお二方の見た目をお見せするこが出来ませんでしたが、川崎重工とか本田技研とかカタイ漢字の会社の方とはかけ離れた風貌だった事はお伝えしておきます。
あ。まさに真逆でしたよ(笑)
この方々をはじめ、若いデザイナーの方々が、これからのバイク業界を更に盛り上げてくれる事に期待しております!
では、また明日!
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