爽快日記

「めがねスリット」って知ってましたか?SHOEIのプロになった私からのお知らせです(笑)

突然ですが、バイク用ヘルメットの耐用年数を知ってますか?
通常の使い方、週に1、2回の使用の場合は、使い始めてから3年を目安お取り換えをお勧めしています。
SHOEIの基準でご説明です。
昨日、今年からヘルメットを販売する小売店に対して、SHOEI製品取扱基準の講習が義務化されました。
これを受講しない小売店ではSHOEI製のヘルメットが販売出来なくなるのです。
で。この講習で参加25店全店が知らなかった事実がありました。
それが、眼鏡使用の場合のセッティング、「めがねスリット」についてです。

 

 

私もそうですが、めがねを使用している方にとってヘルメットでのめがね使用はとても窮屈で入れにくく被った後も違和感を感じることがありますよね?
昨日参加のあるお店さんでは、ボルペンなどを一晩差し込んでおけば癖がついて馴染むよ!とアドバイスしていたとか(笑)
私の場合は、チークパッドとセンターパッドの間の隙間に差し込んでねとか、バイク用に太めのフレームのめがねがお勧めなど、知らないからこその間違ったアドバイスを行ってましたね(汗)
で。めがねスリットとは何か?説明しますね!

 

 

チークパッドを外したところです。
裏側を見ると、ボタンの様なものが3つついてます。
先ずはこれを、横にスライドさせ内側のスポンジ(パッド)を取り出します。
このボタンはスライド式になってます。
スポンジを取り出すとこんな感じになってます。

 

 

このスポンジ(パッド)を見てみると、色が違っているのがわかると思います。
この写真の場合、赤マルしている部分、オレンジ色になっているところが「めがねスリット部」になってます。
この部分を切り取れば、めがね用のスリットになるって訳です。
どうです?知らなかったですよね?
えっ、知っていたって(汗)
説明書にも書いてない内容なので、知らない方が多いとは思いますが。
今日もご来店の数名のめがねライダーさんに聞いて見たところ、全員が知らなかったです。
このめがねスリットを加工すれば、いつものお気に入りめがねで快適なツーリングや通勤通学が楽しめますね!
めがね買い換えちゃった皆さん、ごめんなさい。

因みに、当店スタッフも全員知らなかったです(汗)
この他にも、最近増えている「PINLOCKシート」
シート自体が湿気を吸収し、高い曇り止め効果を発揮しますが、使い込んでいくうちに、ゆるくなってきませんか?
実はこれもちょっとした調整で修正することが可能です。
PINLOCKシートをはめるピンが偏心ピンになっています。
位置を調整することで、密着度を調整する仕組みです。

今回、SHOEIヘルメットを販売するために必ず受講しなくてはならない講習でしたが、販売する私たち小売店にとっては、知らなくてはならない内容でした。
ライダーにあったヘルメット選び、適切な使用方法、ライダーの要望に応じたメンテナンスができるか等、とても重要な講習会でした。

この講習会を受講したお店は、宮城県オートバイ事業協同組合に加盟する方々です。
県内に30社ある組合店は、この講習会で間違いなくSHOEIヘルメットのプロになりました!
ライダーのみなさん、SHOEI製ヘルメットのご購入ご相談は、お近くの宮城県オートバイ事業協同組合店にお任せ下さいね。

もちろん、私もSHOEIヘルメットのPROになりましたよ!多分(笑)
では、また明日!