関西地区の台風被害、そして今日は北海道の地震と自然災害が続いてます。
被害に遭われた方々にお見舞いを申し上げます。
今日は、夢ツーリング後編の予定でしたが、まだまだ余震もあるようですのでバイクの駐輪方法についてと、災害時のバイクの活用について、経験からちょっと書いてみます。
7年前に起きた東日本大震災。
未曾有の災害を経験した事から感じた事を、バイク・ライダー目線で書いてみます。
地震発生時間は、14時46分。
私は、週末にお客様へお渡しするバイクのチェックで工場にいました。
その時、地震が発生。
店内、店頭、工場にあった全てのバイクが、揺れと同時に動き出しました。
目の前にあった、1300ccのバイクは私のところへ倒れ、隣のバイクは揺れに乗じて走りだし、スタンドが外れ、そに場に倒れました。
揺れが収まってから店内外を確認すると、倒れているバイクとそうでないバイクがあります。
一概には言える事では無いのですが、倒れたバイクのほとんどがセンタースタンドで展示していたバイクです。
揺れによってバイクが動き出し、両立のセンタースタンドが外れ倒れます。
お客様のご自宅にとめてあるバイクの被害をお聞きしても、センタースタンドで保管してあるバイク程、倒れる被害が多かった気がします。
地震発生から1週間程度は、余震もあります。
まだまだ気をつけなくてならない状況が続きます。
今回、被害が無かったとしても油断はなりません。
バイクをセンタースタンドで保管している方は、サイドスタンドに変更してとめてください。
さらに、ギア付きの場合は、ギアを1速に入れた後に、少し前進させ後輪が止まったところで、サイドスタンドを出して駐輪してください(ここがポイントですよ!)
ギアを入れておかなければ、揺れでバイクが勝手に走り出し、スタンドが外れます!
これは、普段の駐輪時にも行った方が良いですよ。
北海道の地震被害が心配です。
この後1週間は余震が続く様ですので、バイクはサイドスタンドで1速に入れた状態で駐輪して下さいねー— 高橋新一郎 @ ティーズ社長・仙台・バイクショップ(しんぼう) (@TsShinichiro) September 6, 2018
この方法であれば絶対に倒れない!って事はありませんが、経験上倒れにくくなる事は事実です。
また、スタンドの反対側、右側から車体の下へ(エンジンやフレーム)固定物をあてると更に有効です。
反対側への転倒が防げます。
プラスチックの箱などでも有効ですよ。
東日本大震災時は、ガソリン不足も発生しました。
ガソリンスタンドには連日、長蛇の列です。
この時ほど、バイクを持っていたお客様は、燃費の良いスクーター、バイクを持っていて良かった〜と思った事は無かったと話してました。
幸いにも、今回の地震は気候が良い9月です。
まだ、バイクで移動しても寒くも無い季節です。
自宅にある、バイクやスクーターがある被災地の皆様は、燃費の良い二輪車の活用もお勧めします。
狭い脇道が走れるなど、小回りがきく二輪車をご使用ください。
先日は台風時など風が強い時は、バイクカバーを外そう!
そして今日は、震災時のバイクの駐輪方法をお伝えしました。
またまだ油断は禁物です。お気をつけ下さい。
災害時に活躍する、二輪車。倒れて使い物にならなくては、元も子もありません。
このブログが、参考になってくれたら嬉しいです。
では、また明日!
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