先日、この様な電話がありました。
お客様「バイクになかなか乗れなくて、バッテリー上がっちゃうから、車庫でエンジンかけっぱなしで2時間放置してたら、ガソリンタンクからピューって音してるんだけど大丈夫?」って。
それ、ダメです!絶対!!です。
オーバーヒートしちゃうよって話です。
そのバイクは、空冷エンジンでした。
ガソリンタンクからピューって音は、ガスを抜くためにタンク内が呼吸をしてますので、夏場などよく聞く音です。
それより、2時間も車庫内でエンジンをかけっぱなしは、NGダメです!
空冷エンジンはその名の通り、エンジンを風で冷やすタイプのエンジンです。
空冷エンジンは、写真の様にエンジンにフィン(羽)があり、走行中の風を当てて、エンジンを冷やす様になってます。
ですから、走行しないでエンジンかけたまま、放置していればオーバーヒートを起こすのは当然です。
あ、もちろん、水冷エンジンでもダメですよー
水冷エンジンは水でエンジンを冷やす仕組みになってますが、その水自体を冷やす為にラジエターを利用しています。
そのラジエター自体を冷やすのも風を当てて冷やす仕組みになってます。
ですから、走行しない状態でエンジンをかけて置いてはダメなんです。
先日、空冷エンジンと水冷エンジンについて、YSP大分の上島さんがブログを書いてますので、参考に貼り付けておきますね。
https://twitter.com/qmM1vSOXANpCGuR/status/881370230051618816
ちなみに、バッテリーが上がった状態でエンジンをかけたままにしていても、充電は必要です。
四輪車と違い、バイクの充電量は補充電程度、走行中に消費される分しか補ってくれません。
よく、四輪車だと1時間くらい走ってくれれば大丈夫ですって話が、バイクも同じって解釈になっている様な気がします。
今は梅雨時期で、バイクに乗れないから、バッテリーが心配で、エンジンをかけてやろうって思うかもしれませんが、全体にやらないでくださいね!
もしどうしても心配なら、バッテリーキーパーなどの便利な商品も発売されていますので、お気軽にご相談くださいね。
では、また明日!
この記事をシェアしよう!
ティーズ社長 公式ブログ
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
T’sカフェの最新の話題をお届けします。