確かに、車体各部のデータを集めるのは、スピーディになりました。
その分、修理全体にかかる時間は短縮されましたネ!
でも、故障の原因を突き止める「トラブルシューティング」については、
そうそう変わるモノではありません。
電子制御化が進むオートバイ。
もし、電子制御のどこかに不具合があれば、オートバイに積み込まれた
コンピュータが、異常をライダーにお知らせしてくれます。
モデルによっては、異常を記録して、後から読み出すコトも可能です。
でも、実はコレ、元々は排気ガスをクリーンに保つための機能です。
故障したままでは、異常燃焼した排気ガスをまき散らすコトになりかねませんから。
メンテナンスに役立つんですが、ソレは副次的なモノです。
実際に使っている様子を紹介しましょう。
パソコンと接続して、車載のコンピュータとやり取りし、不具合の箇所や
各センサーの値を読み取ります。
センサーの値を読んで、故障個所を想像するのはサービスマンの腕の見せ所です!
例え、どこかのセンサーが壊れていたとしても、何故そのセンサーが壊れたか?
そこを追求しない限り、同じコトを繰り返してしまいます。
電子制御化が進んでも、原因追及にかける情熱は変わらないんです。
原因を想像して、データを読んで裏付けをとって行く…
データの読み方などのノウハウを磨くため…日々、勉強です!
当店では、各メーカー専用の診断機を完備しております。
「なんとなく調子が悪い気がする…」ソレは、不具合の出始めかもしれません。
そんなときは、一度診断機を繋いでみると、故障の早期発見に繋がるかもしれません。
お気軽にご相談くださいね!
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