昨晩の雪もどこへやら…スッキリと気持ちの良いお天気になりましたネ。
大分、通常モードに戻りつつありますが…今日はマニアックな話題でイってみますよ~
さて、この頃のスクーターなどで、時々ある燃焼室のカーボン堆積。
エンジン内のパーツにカーボンが噛みこむと、隙間から圧縮が抜けてしまい、
エンジンがかからない…そんな症状です。
ところで、「圧縮」ってどうやって調べるのでしょう?
実際にやってみます!
まずは、スパークプラグを外して、代わりに「コンプレッションゲージ」を装着して計測します。
エンジンを始動するようにセルを回して計測しますが…ゲージは途中で止まってしまいました。
このオートバイなら、1200kpa前後はないと始動しません。
カーボンを薬品で溶かして、再度チャレンジすると…1200kpa近くあがるようになりました。
こうして、エンジンは始動できるようになりました…
でも、更にカーボンを除去しつつ、再発防止のために、ガソリンに混ぜて使うクリーナを
併用していくコトが必要です。
コンプレツションを測るコトは、そのコンディションを知るうえで、とても大切です。
走行距離が伸びた車両は、値が低くなったりしてパワー不足を感じたり…
エンジンの不安定さにつながるコトもありえます。
「だいぶ、走行距離が伸びたけど、どのくらい消耗したんだろう?」
こうして数値化するコトで、消耗具合が「見えて」来るコトもありますよネ。
もし、気になるような場合、ご相談ください。
さて、今日もマニアックな話題にお付き合いいただき、ありがとうございました~
この記事をシェアしよう!
T’sカフェ 二輪ファンのための二輪ハックマガジン
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
T’sカフェの最新の話題をお届けします。