今日は、比較的暖かい穏やかな天気です。
今週は雪が降る日も多かったですから、一息つけるカンジでしょうか。
さて、この時期に雪が積もると、道路に撒かれるモノ…
融雪剤についてお話しします。
融雪剤、通称「塩カル」(塩化カルシウム)は、雪(水)に溶けて、0度でも凍結しなく
するモノですが、水分を吸着するという性格があります。
海で泳いだ後って、ベタベタしませんか?あれと同じカンジです。
錆のメカニズムは、鉄の表面で「水分」と「酸素」が化学反応して起こります。
鉄+水+酸素=錆
酸素はどうしようもないので、どれだけ水分を近づけないかが、錆を予防する
キモになります。
融雪剤が付着した車体が、ドンドン水分を呼び込んでしまい…条件が揃うので、
錆が出てしまうんです。融雪剤だけのせいじゃないんですネ。
スクーターなどの車高の低いオートバイは、路面からの影響を受けやすい為…
特に錆がでやすくなります。
マフラーや、スタンドなどの地面に近い場所から、錆びていきます。
錆が進行すると、動きが渋くなったり、ボロボロと穴が開いたりして、修理が必要に。
そこで予防策ですが、融雪剤は、ゆっくり水で洗い流すのが一番。
温水であれば、さらに良いです。
水をかけるとわかりますが、ベタベタ、ヌルヌルがとれるくらいまで
洗うのがイイです。
今日と明日は、おだやかな天候になりそうです。
休まず走り続けるオートバイには、ホース片手に、洗い流してあげるのも
イイかもしれません。
それでは、今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また~
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