朝晩は、かなり気温がさがり、寒さを感じるようになりました。
人間でも、朝起きてすぐの運動が負担なように、オートバイにも
ウォーミングアップの時間が必要です。
「暖気運転」というヤツですネ。
昔は、エンジンかけてから水温計の針が動きだすまでとか、やたら
長い時間をかけて行うイメージでした。
でも…「朝の忙しい時に、長時間なんかとても無理!」ですよね?
しかし、FI(燃料噴射)に替ってきた今は、それ程時間を必要と
しなくなりました。
エンジンパーツの精度が上がったコト、細かく燃料制御を行えるように
なったのが理由です。
暖機をする上でのポイントは2つ。
・エンジンオイルをエンジンの中に十分に行きわたらせるコト。
エンジンオイルは、いつもエンジン下部に溜まっていて、ポンプで上部に
圧送する仕組みで、始動直後は上部が特にオイル不足気味です。
・エンジンが部分的に温まりすぎるのを防ぐコト。
エンジンの発熱の源は、燃料が燃える場所で、燃焼室やマフラー付近。
ここばかりが熱を持つと、熱によるパーツの膨張がアンバランスになり
不完全燃焼の源になります。
以上をトータル的に考えると、暖気運転は40秒程~でイイそうです。
このくらいの時間なら、愛車の為にムリなく出来そうですよね?
これは、原付のような、小さな排気量のオートバイでも必要なコトです。
いたわりの気持ちで、付き合ってあげてくださいね!
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