爽快日記

衝撃吸収とかわす性能にこだわる下町工場。Araiヘルメットのこだわりが凄い!

ライダーの命を守るヘルメット
世界のライダーの頭を守るヘルメットは下町ロケットの様な町工場で作られていました。
先日、Araiヘルメット本社工場の見学をする機会がありました。
想像では大規模で最新機器がずらっと並ぶラインから大量に生産されているものかと思いますよね?
実際は、一言で言うと下町ロケット。埼玉県さいたま市の町工場から全世界のライダーに向けて作られておりました!

 

 

 

生産はほぼ手作り。
グラスウールを型に入れる、補強材を入れ、カッティング、磨き、塗装、グラフィック貼り、デザイン、仕上げ塗装、ライナー入れ、あごひもやシールド、エアベンチレーションなどの取り付け、袋づめから梱包作業にいたるまでの約20工程がほぼ手作業。熟練された人の手による作業で組み上げられておりました。

 

 

また今回、Araiのヘルメット形状についてのこだわりも伝わってきました。
Araiのヘルメットって丸っぽいよね!?とか、最近はやりの帽体デザインにはなってないよね!?などなど、ライダーの皆さんが感じるAraiヘルメットの形にも、理由がありました。
ヘルメットは頭を衝撃から守る「衝撃吸収」が重要です。価格はガラス繊維の6倍。強度は30%を上回り、引張や貫通などにもすぐれている、スーパーファイバーを唯一使用しているのもAraiヘルメットなのです。
更に、ヘルメットの大切な役割に「かわす性能」があります。
万が一の時に、様々な状況下から頭を守るための重要なポイントが、すべらすこと。
すべらすことにより、衝撃エネルギーをヘルメット内部に入れないことが重要と考えていました。
皆さんも見たり聞いたりしたことがあると思う「R75 SHAPE」がそれです。
丸く滑らかな帽体。衝撃ポイントを「点」から「面」に変え、衝撃エネルギーを分散し減衰させる事。
これが「かわす性能・R75 SHAPE」なのです。
見た目のデザインより曲面による安全に拘る。これこそがAraiヘルメットの安全へのこだわりです。

 

 

これ以外にも、規格についても、AraiヘルメットのほとんどのモデルがSNELL規格に適合しておりました。
レースで使用するライダーのみならず、一般ライダーの安全を守るためにも、JIS規格加えスネル規格適合品としてヘルメットを製造しております。

 

 

ライダーの頭を護る仕事に誇りを持つ人たちが集る会社
プロテクション向上のために、外側からは見えない部分にも凝りすぎほど独自の工夫を凝らす、ヘルメットブランド、それがAraiヘルメットでした。

 

 

個人的に最近ヘルメットは、S社かY社のヘルメットを選んでいましたが(汗)
職人達が作るAraiヘルメットを、今シーズンはかぶる!と心に決めましたw
めちゃくちゃ凝ったデザインのシートを手はりするヘルメットにねw

では、またあした!