5日間のお休みも終わり、今日からお仕事再開しております。
休み明けの今日は、台風一過?快晴で暑い1日となりました。
そして休み明けを待ってくれていたお客様も沢山ご来店頂き、感謝しております。
そんな中、お客様との会話で気になった事、いや最近この話が多いのでちょっとご紹介。
「このバイクって何ccなの?」って話です。
この写真、スズキのV-Strom250です。
ご覧の通り、車体にはメーカーのロゴ「S」マークと「V-Strom」の商品名のみとなっています。
このV-Stromは250ccのモデルですが、どこにも250の表示がありません。
V-Stromシリーズには、この250ccの他、650cc、1000ccが存在します。
で。この排気量表示がなぜ無いのかって話です。
以前あるメーカーの会議の中で「大型バイクから排気量ダウンしたライダーがよりスケールダウンしやすくするために排気量表示をしていない」と聞いたことがあります。
具体的にお話しすると、年齢が上がるに連れて体力は低下する事は、仕方がないことです。
今年の夏も連日の猛暑で、「さてバイクにでも乗るか!」って思った時、住宅事情にもよりますが、四輪車を一度車庫から出し、バイクを引っ張り出す。
大型モデルの場合、この行為だけで汗だくになります。
また、ツーリング先での取り回しなどでも、年齢と共に一苦労するようになります。
そろそろゆっくりとバイクを楽しみたい。
乗りたいなぁ〜って思った時に、簡単に出発できる、出先でも楽々取り回しが出来、駐輪場所を選ばない、軽いバイクに乗りたい!
そんな想いから、大型モデルからスケールダウンするライダーがいるのも事実です。
勿論、大型は所有したままセカンドバイクとして増車するライダーも多くいます。
ただ、この件についてライダーならではのちょっとした問題があるのも事実です。
ライダーの見栄?(笑)
ツーリング先での道の駅やサービスエリアなどの休憩時に「このバイクって何cc」って聞かれる事って結構ありますよね?
バイク乗りじゃない方でも、750cc・ナナハンって言葉を聞いた事はあるはずです。
そのナナハンが基準になっている様で、ライダー以外の方にとっては、750cc・ナナハン以上が大型バイクって基準の様です。
900ccですよ!とか1000ccですよ!とでもいいた時の驚きようは大型バイクに乗っているライダーさんなら経験済みなはずです(笑)
「このバイクって何ccなの?」って質問があれば、答えるしか無いですが、バイクをパッと見て「あぁ〜○○ccね」なんて言われたく無いのが、ライダーのちょっとした見栄?なのかもしれません(笑)
年齢と共に体力の低下も進み、見栄を張らずに楽しいバイクライフを過ごして頂きたい。
そんなベテランライダーに対する、ちょっとした思いやり?心づかい?嬉しい配慮が、この排気量表示が無いって所にでいると私は思います。
何事も無理をしていたら楽しく無いですよね?
「このバイクって何ccなの?」って聞かれたら、どう答えるかはあなた次第です(笑)
取り回しのしやすい、乗っていて楽なバイクを選ぶ。年齢と共に考える必要がある大切な事です。
そして、いつまでも楽しいバイクライフをお過ごし下さいね!
そんな事を改めて思った、休み明けの今日の接客でした。
では、また明日!
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