12年間の長きにわたり発行されていたのですね。
残念ですが、その役目が終了したって事なのでしょう。
今月発売の11月号が最終号となった、グーバイク東北版。
12年間、発行されていた東北で唯一のバイク情報誌です。
雑誌は今月号で終了となりますが、引き続きWebでは、新車、中古車の最新情報は掲載されます。
個人的には、一抹の寂しさを感じるのですが、時代が変わった事の象徴でもあるのかもしれませんね。
昔、学生の頃、バイク雑誌は今より分厚かったし、何よりバイクの情報は雑誌からのみ入手できました。
現在は、Webで検索すればほとんどの情報が手に入る時代です。
月に1度や2度、発行される雑誌より、はるかに新しい情報が日々大量に入手できます。
この写真、休刊になるグーバイクの車輌検索のためのインデックスです。
どうですか?老眼な私には、キツイ細かさですね(笑)
このインデックスから、希望のバイクを探し出し掲載ページを見つける。
今までは、それが普通の事でした。今まではですけどね。
で、現在のグーバイクのWeb検索画面がこちらです。
メーカーやタイプから、探し出す事が簡単に出来ちゃいます。
この他にも、メル○リやY○HO○オークション、など様々な方法で、希望のバイクを見つけ出せる事が可能です。
先日、担当者の話によると、購入者の60%〜70%が県外の方になっているとか。
実際、当店でもグーバイクより購入、お問い合わせは県外の方が増えているのも事実です。
これは、雑誌からの購入ではなく、Webからの購入者が増えている事を表してますね。
これをどうこう言うつもりもありませんが、バイクの購入スタイルが大きく変わった事を知らなくてはいけませんね、バイク屋としては。
希望のバイクを探す事は、意図も簡単に出来ちゃう、そして購入する事が可能な時代です。
ただ、○○250を探していたのに、△△250もいいんじゃない?とか。
えっ、こんなバイクもあるんだね!など、気にもしていなかったバイクと出会う、自分の知らないバイクを発見できるチャンスは、Webでは少なくなっちゃうかも?と、個人的には感じてます。
もちろん、Webから知らない商品などを知ることもあると思いますが、全く興味がない方へその情報は伝わらないのがWebの特徴かと思ってます。
購入履歴など様々な顧客情報からAIが調べ出し、的確に情報を発信してくれてますが、購入履歴も興味も無い商品は教えてくれませんよね?
ウィンドショッピングじゃ無いけど、パラパラめくっていたバイク雑誌から気になるバイクに出会える、そんな事が起きていたはずです。
今回の休刊でそれが出来なくなっちゃう事は、寂しい限りです。
ただ、その代わりに新しい取り組みも10月からスタートするようです。
グーアフターと言う、メンテナンスを提供する為のサイトがオープンします。
お店によって様々な考え方がある、サービス、メンテナンス体制。
当店は、この新しい取り組みを積極的に行って参ります。
サポート体制、メンテナンスがしっかりとしていなければ、これからのバイク屋はやっていけませんよね?
販売だけなら、近い将来、全てWeb完結になってもおかしく無い程、時代は進化しています。
先日の新聞に、AI化が進むと一番影響がでるのが、ホワイトカラーの人、影響が少ないのがブルーカラーと載っていました。
店舗や販売、営業だけなら、大きな影響が出てもおかしく無いですからね。
バイク情報誌、グーバイクが休刊になる事は、自然な流れなんだと。
この流れをしっかりと把握し、自分の思った通りに、誰の指示でもなく、楽しく仕事をしていきたいと改めて考えました。
誰の為に、仕事しているか!を忘れずに、これからも仕事に取り組みます。
では、また明日!
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