爽快日記

見て触れて跨って、出来れば試乗もして欲しい。自ら体験できる場が必要だと思う。

やっぱり「百聞は一見にしかず」だと思う。
雑誌や新聞、TV、SNSなどなど…
情報は余りある程、溢れてます。知りたければ、いや、知りたくなくとも勝手にやってきます。
でも、その情報だけで判断、購入できるのかな?そんな事を改めて感じた、東京モーターサイクルショーでした。

 

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見て触れて跨って。試乗が出来たら更にGOOD!

 

昨日、今日と東京ビッグサイトで開催中の「東京モーターサイクルショー」へ行ってきました。
毎年訪れていたものの、ほぼ関係者招待日の見学。
その名の通り、一部の関係者のみ入場が認めれる時間帯です。
その時間帯でもそれなりに関係者も多く、バイクを写真に納めようとしても人が写り込んでしまう状況です。
しかし、今日、一般公開日となると、週末にも重なって驚くほどの入場者です。
先週の大阪モーターサイクルショーも前年の入場者数を上回った様で、オートバイ人気の復活が感じられます。
今日の状況はと言うと、バイク全体を見ることすら出来ません。
跨る為には順番待ち。
夏休みの家族ずれで賑わうプールをイメージしてくれたら伝わるかもしれません。

それを見て感じたことは、イベントなのでそれなりに人は来ます。いや、沢山来てます!
イベントなので、お祭りなのでそれぞれの展示ブースに訪れてくれます。どんなに混み合っていても。
順番待ちをしてでもお目当のバイクや商品を体験するまで待ちます。
どこのメーカーのブースも混雑しています。
新しい発見もあるかもしれません。
気にもしていなかった商品の良さが伝わるかもしれません。
では、何故、新しい発見や気にもしていない商品の良さが伝わるのかって事です。

まぁ当たり前ですが、体験するから感じることが出来るからなんですよね。
沢山のバイクや用品を、観て触れて体験するから良さが伝わると思う。
この体験を、それぞれのお店で味あわせてあげることが出来るのか?
いろんなメーカーの商品に出会うことが出来、体験し感じる事が出来るのだろうか?
答えは、無理ですよね。
諸々の事情などもあるのですが(汗)無かったとしてもこれだけの商品を一度に観て触れて跨る事は不可能です。

 

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大阪モーターサイクルショーの入場者待ち OGK KABUTO仲本さんの写真からお借りしました。

 

ではどうすれば良いのか?
それはメーカーや私達、販売店がみんなで力合わせ協力し、この様なイベントを小規模であっても行っていく事が必要だと言う事です。
先日訪問させて頂いた、北海道モーターサイクルショー。
宮城の規模に比べ物にならない程のイベントです。
今年で37回目の開催です。決して最初からこの規模では無かったはずです。
継続していく中で少しづつ、拡大されてきたはずです。

バイク人気、販売の低迷、若者のバイク離れとライダーの高齢化。
様々な問題はどの業界にもあると思います。が、今回の東京モーターサイクルショーを見る限りではそんな事など感じる事はありません。
老若男女問わず、あれだけの来場者があるのですから。
イベントだから、年に1度のお祭りだから。そんな事は絶対にありません。

あれ、話がズレちゃってますね(笑)
で、何を言いたいのか?って事ですが、
色んな情報はとても重要です。雑誌やTV、お店からの情報も友達からの情報も。
でも、最終的には高額なお買い物をするのですから、自分の目で見て、触って、跨って、感じて、出来れば試乗もして、納得した上でベストな商品を購入して欲しいです。
そんな判断が出来る状況を提供していきたい、していかなくてはならないと思います。
お店でもイベントでも。

自ら見て触れて跨って体験できる場が必要。
その場を私達が作っていかなくてはなりませんね。
そんな事を思った今日でした。
東京モーターサイクルショーは明日まで開催中です。
お時間のある方は是非、東京ビッグサイトへ行ってみてくださいね。

では、また明日!