T'sカフェ

180、270、360。今日の話題はマニアックです。

最近、話題や質問に挙がるコトが増えたなぁと思うのが、並列2気筒エンジンの

クランク角度のハナシです。

だいぶ、マニアックでコアな話題ですが、それだけ並列2気筒エンジンの

オートバイが増えたからでしょうか…

中でも多いレイアウトは、270度、360度のエンジンなのですが、

この数字が示す角度は、爆発の間隔をエンジンの回転する角度で表しています。

詳しく解説すると長くなるので、簡単に言うと…

360度の場合、エンジンはトン、トン、トン…と同じタイミングで爆発しています。

対して、270度はト、トトン…ト、トトンと不定期に爆発しています。

360度クランクの場合、左右のピストンの位置もお揃いですから、等間隔なのも

納得なのですが、270度の場合、ピストンの位置は90度ズレています。

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270度クランクのエンジンです。ピストンの位置に注目してください。 左右の高さが揃っていないのがわかります。

こういった違いがメカニズム的にはあるのですが。

どちらのシステムも長所短所があって、オートバイの性格にあったフィーリングの

システムが選ばれています。

特に、270度クランクのエンジンは、駆動力を感じ取りやすいと言われています。

 

考えてみると…マニアック過ぎて、なかなか話題になりにくかったコトでも、お客様と

盛り上がるコトが出来る。

コレは、趣味性の強いオートバイならではだと思います。

チョットした疑問や、いまさら聞きにくいコトなど・・・

もっと知りたい!というコトを、ドンドンぶつけてきて下さい!

わかりやすくお応えするのも、プロの努めです!

でも・・・説明用の絵がヘタなのは勘弁してくださいネ!