このところ、大分日も短くなってきました。
気温も下がってきましたが、オートバイのメンテナンスには、ちょうどイイ気候です。
真夏の炎天下や、凍えるような寒さでは、それどころじゃありませんからネ。
さて、メンテナンスにも色々ありますが、最も重要で基本、それで誰にでも出来るのが…
「磨き」だと思います。
走行しても、置いたままでも、オートバイにはどうしても、汚れがたまってしまいます。
汚れを落として、キレイな状態にするのが「磨き」ですが、コレは特別な道具や、
技術を必要としません。(ラクにするための道具や専用ケミカルはありますが)
タオル(マイクロファイバーだと、さらに便利)と水があれば、十分キレイになります。
それでも、なかなか落ちないしつこい汚れも・・・ありますね。
くすんで輝きを失ったメッキパーツなんかはイイ例ですので、今日は磨きの技をご紹介。
まずは、メッキの表面を触ってみます…
汚れが溜まってコーティングされたようにザラザラなお肌・・・
コレを落とすには、百均で買えるスポンジ製ののヤスリ(#1000以上がおススメ)が便利です。
まずは、霧吹きで表面を濡らして、スポンジヤスリを写真のように指1本で
なでていきます。あまり強くこすると、キズのようにあとが残ってしまうので、
なでるようにがポイントです。
水で湿らせるのは、ヤスリの目詰まり防止と、力の入れ過ぎで表面が変質するのを予防するため。
キレイなタオルで削った汚れをふき取ると…肌触りが全然違っています。
まるで洗いたてのコップのような「キュキュッ」とした感じになります。
超~ピカピカです。あまり力を入れなくとも、簡単にキレイな面が復活です。
こんなカンジで、簡単にキレイになると、アチコチ磨きたくなると思います。
「キレイなオートバイは、トラブルが少ない」昔から言われるコトですが、
愛情を込めた分だけ、機械も応えてくれるってコトです。
繰り返しになりますが、「磨き」は立派なメンテナンスです!
緩んだネジを発見したり、オイルの漏れなどにも気づきやすくなります!
誰にでも出来るコトですから、はじめてみましょうネ!
この記事をシェアしよう!
T’sカフェ 二輪ファンのための二輪ハックマガジン
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
T’sカフェの最新の話題をお届けします。