T'sカフェ

オイルの役割 潤滑編

今日のBLOGは、オーバイライフをはじめたばかりの方から、いまさら聞けないと思う方まで…

オートバイに欠かせないパーツ「エンジンオイル」について書いていきます。

へ~そーなんだと思ってもらえると、幸いです。

 

エンジンオイルの作用には、潤滑 冷却 清浄 密封 防錆の5つがあります。

そのうち、最もメジャーでイメージがわくのが潤滑だと思います。

金属同士がこすれ合うエンジン内部で、パーツ間の摩擦を減らす作用です。

 

そこで、わかりやすくなるように、実験してみました。

アルミ製ピストンに、スチール製のボルトを高速回転させながら押し付けます。

(ピストンに高速でスチールを押し付けるのは、エンジン内部を疑似的に再現しています)

まずは、オイルの潤滑無しで実験いってみましょう♪

こすれ合うコトで、双方にキズが入りました。

 

DSC00261

矢印の部分にキズが入りましたネ

これでは、あっという間にパーツがキズだらけになりますよネ。

次に、オイルを塗ってから同じコトをします。

するとどうでしょう。キズが入らずに、キレイなままです。

 

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これが、オイルの潤滑作用です。

 

 

オイルの量が不足したり、オイルの質が悪くなると、この潤滑作用が発生しなくなります。

そうすると、先の実験のようにキズが入り、最悪エンジンが壊れるコトに。

それを予防するために、定期的にオイルを交換したり、量をチェックする必要があるのです。

交換時期は、初回1000㎞、次回3000㎞毎が目安ですが、コレはテストを繰り返して
計算された距離ですので、潤滑作用をキチンと働かせるためにも守りましょうネ。

 

…どうでしょう?

ムズカシイ理屈を実験でわかりやすく工夫してみたのですが…ご意見お聞かせください。

それでは次も、オイルを題材にしますので、お楽しみに♪ SATOHでした。