T'sカフェ

ティーズ三陸ツーリング後編       ~名前のない道~、ってどうゆう事?

三陸ツーリング午後の部、無事時間通り出発です。
美味しい海鮮を頂き最初の休憩ポイントまでは約30分前後。
短い時間ですが、眠くなる食後にはちょうどいい距離です。

神割崎に行く道がまた素晴らしい。
アップダウンを繰り返す度、左手側に見える太平洋が気分を盛り上げます。
山形県の田舎育ちの私にとって海は特別な存在です。
今回はバラバラになる事無く無事に神割崎へ到着です。

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ばっくり割れている岩の隙間から押し寄せる荒波は迫力満点です。
ずっと見ていたい気持ちを抑え、ここで集合写真です。
最終休憩ポイントまで目指します。

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ここからの上品の郷までの道は、絶好のYahhhhh~のポイントです。
すれ違うライダー同士のご挨拶、とてもいい文化です。
私も今回のツーリングで、30Yahhhhh~しました。
是非皆さんも気を付けながらやってみて下さいね。
と楽しんでいる間に上品の郷到着です。

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お土産やら足湯やら楽しみます(残念ながら足湯は故障中との事)
私もスタッフへお土産の饅頭を購入、店員のお姉さまにインカメしてもらい記念撮影。
瞬間的に作ってくださる笑顔、さすがプロです(笑)

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ここで解散のお客様も多数おります。名残惜しいですがこれもティーズスタイル。
負担をかけず気軽に参加できるってやっぱり楽ですよね。

ここからは最終の解散ポイントまでの約1時間はノンストップです。
ツーリングマイスターの菅澤さんと打ち合わせしましたが….すいません、さっぱり分りません。
信号のない道を走るというのは分りました。到着場所にナビも設定しました。後は祈るだけです。

そして出発….5分も立たないうちにはぐれました。祈りは通じませんでした
きっと信号で3つ~4つは離れています。
取り残された最後尾グループは4名、ここは私が先頭に立たねば!
ひたすらチャンスを伺います。
私の頭の中には、渡辺真知子さんの(迷い道)のサビだけが流れています….

すると左折ポイントにS原さんのタイガーが待って下さっているではありませんか!
私たち4名を引き連れ、通ったことのない道を激走します。
信号も対向車もほぼ無い山道です。景色も最高でストレスゼロの道です。

すると前方に見えるのは本隊ではありませんか、無事合流し更に分らない道を疾走します。
午前中事件を起こした私のナビにはまさかの表示

(名前のない道を走行中)

すごい、すごすぎる、なんでこんな道を知ってるんだろうと思ったのは私だけではないはず。
一行は間もなく解散場所へ到着です。
実はその時、私の左でん部から左ひざまで痺れていました。でも楽しいからどうでもいい。
こんなのケガじゃないそう思っていました。

そして無事到着。するとSさんから(店長おもらししてるよ~)笑い声。
見てみると私のバイクのシートはびちゃびちゃです。お土産は饅頭しか買ってないはず。

おかしい・おかしい・おかしい…….あっ….塩辛だ。

そうです、Fさんより社長のお土産と頂いた塩辛の氷が融けていたのです。
びっくりするぐらいのビチョビチョです。私の痺れはケガではなく
ただ氷水が冷たかっただけの事でした。最後まで笑いを提供できました。

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そんなこんなで解散式、無事故・無違反で終われた事が何より嬉しい事です。
ご参加いただいた皆さんから
・こんな道初めて通った
・面白かった
・また参加したい
とお褒めの言葉を頂きました。名前のない道、絶景、迷子、笑い、などティーズらしさが
詰まったツーリングでした。
最後まで先導頂いた菅澤さん、無線で連絡取り合ってくれたT山さん
私の迷子をリカバーして下さったK山さん、本体合流まで誘導して下さったS原さん。
そしてツーリングを盛り上げて下さった参加者全員に感謝しかありません。

参加した事無い方、是非どうぞ。必要なのは楽しもうとする 熱い想い だけです。

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