夏の到来を告げる「冷やし中華はじめました」の看板がありますが、そろそろ季節は秋。

秋の到来を告げるモノは…やはり芋煮でしょうか?

「冷やし」の季節終了~そんなカンジがしますネ。

 

エンジンを冷却する方式には、風で冷やす「空冷式」と水で冷やす「水冷式」があります。

近年、ハイパワー化、騒音対策、排気ガスのクリーン化で、水冷式が主流になりつつありますが、

そうなると気になるのが、冷却水のメンテナンスです。

新車時から3年で交換するサイクルで、交換時はエア抜きなどの要点があるので、交換は

おまかせ頂きたいパーツですが、「量」については、チェックの必要があります。

 

そもそも、冷却水の中身は水とアルコールの一種でして、水分が蒸発してしまうと、

量が減ってしまいます。その分濃度が増すので、煮詰まるイメージです。

また、冬季間でも凍るコトの無いように、不凍液としての役割を持った液体ですから、

その性能も重要です。もし凍ると…水は体積が増しますから、エンジンの中という密閉された

空間を押し広げてしまい、最悪破損の可能性も。

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水冷エンジン内の空間は、冷却水で満たされます。

余談ですが、冷却水の濃度は大体50%で作られているコトが多いです。

濃度が薄くなると、水の割合が増える為、凍りやすくなるんですが、逆に濃度が60%を超えると、

急激に凍りやすくなる為に、長年使用して…煮詰まった冷却水も危険です。

更に余談ですが、冷却水には軟水が適しています。沖縄や一部海外の水(硬水)を、わざわざ

使用するコトは無いでしょうが念のため。

 

夏の暑い時期を過ぎた今、蒸発して、量が減っている可能性があります。

冷却水のチェックと、定期的な交換をオススメします~